気づいたら、工具を握ってなかった。
土曜日、子どもの習い事の付き添いで一日中外出。
日曜日、W杯観戦。
日曜の夜11時、ふと気づいた。
「今週末、一度も工具を握ってないじゃん……!」
焦りと後悔が混ざった感情のまま、材料を引っ張り出した。眠い。疲れてる。でも、やらないと。
これが、今回のNo.11のスタートだった。
第1章:消えた黒線100mm。俺が間違えたのか?
疲れた状態でも、手はそれなりに動いた。バルク作業術も、器具ファーストの動線も、体に染み込んでいる。「このまま30分切れるかな」と思いながら進めていた。
そのとき、異変に気づいた。
黒線が、100mm足りない。
「え?」
どう計算しても合わない。どこかで切り間違えたのか。いや、でも寸法は確認しながらやってきた。自信はある。でも……。
脇汗が出た。
各ケーブルの寸法を測り直した。全部、合っている。
もう一度測り直した。やっぱり合っている。
じゃあ、なんで足りないんだ。
視線を落として、問題用紙の「必要部材一覧」を見た。
赤・白:450mm 黒:550mm
「…もろにこれじゃん!」
黒線の初期寸法が、他の色より100mm短かっただけだった。自分のミスなんだけど…。
呆れと安堵が同時にやってきた。
第2章:「そのうち見つかるでしょ」で、手を止めなかった。
問題点が分からない気持ち悪さがあったが、気にせず先に進めるだけ進めた。
実際、機材不足という本番では起こらない?状況だったからいいが、自分の採寸ミスの場合も十分考えられる。
ここで、かつての自分なら止まっていたと思う。「やばい、時間ロスした」「ミスったらどうしよう」と頭が埋まって、手が止まる。
でも今回は違った。
「そのうちなんとかなるでしょ。犯人捜しは後だ。」
ただそれだけを思って、手を動かし続けた。
第3章:28分49秒。ロスを挟んで、それでも30分を切った。
原因が見つかってからはスムーズに進める。そして、タイマーを止めた。
28分49秒。
部材確認のロス、測り直しの時間、リカバリーの手間。それを全部含めて、28分台。
「あ、自分、ちゃんと仕上がってきてるな」と思った。
タイムが速くなったのは、技術が上がったからだけじゃない。パニックにならなくなったからだ。
54分かかって絶望したNo.2の自力初挑戦から、ここまで来た。あのとき積み上げてきたものが、今夜の深夜練習でちゃんと機能していた。
まとめ:自分のやり方を信じるということ
今回学んだことをまとめると、こうなる。
想定外が来ても、まず自分を疑うな。
材料の過不足は、本番では考えにくいが、何かしらのトラブルはある物と考えておく。その方がトラブル対処がしやすそうだ。それと「自分のやり方への信頼」だ。やり方を変えない。これが間違えの早期発見につながっていると感じる。
測り直して、自分のミスがないと分かったなら、それ以上悩まない。「そのうち見つかるでしょ」と手を動かし続ける。 それだけでいい。
30分切りが安定してきた今、本番への恐怖はほとんどない。残りの候補問題も、一問ずつ片付けていく。
今回の記録
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 候補問題 | No.11 |
| コンディション | 深夜・疲労状態 |
| タイム | 28分49秒 |
| ハプニング | 支給黒線が100mm短い(部材寸法の初期差) |
| 今回の教訓 | 部材一覧を確認する癖・自分のやり方を信じる |
※本番を想定して初めからカットされてるこちらがあったら、便利なんだろうなぁ。
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